From:いまだ唯仁
あなたは、
どうしてビジネスアスリートを
選択したのだろうか?
まだ、あなたが、
ビジネスアスリートを
選択してないのなら、
どうしてビジネスアスリートを
選択しようとしているのだろうか?
私が、よくアドバイスする話の中に、
“自分の才能を見極め、〝強み〟の才能を活かす”ということがある。
あなたが、
これから活かしていく〝強み〟は、
あなたが、
生まれ持った才能に、
強く関わりがあるというもの。
アメリカで発表された
「達成の心理学」という研究論文によれば、
【達成の心理学】
(1)才能×努力=スキル
(2)スキル×努力=達成
モノゴトの達成には、
上記の2段階のプロセスを経て、達成することが実証されている。
ここでさらに整理すべきは、言葉の定義。
「才能」とは、
スキルを上達する速さ「達成」とは、
習得したスキルを活用することによって表れる成果
と、定義されている。
つまり、あなたが、
もともと不得手な「才能X」に、
いくらはっぱかけても、
「スキルX」習得には、
時間もパワーもかかるということ。
逆に、あなたが、
もともと得意とする「才能Y」を活かせば、
「スキルY」習得には、
時間もパワーもかからないということを表す。
さらに具体例で検証してみよう。
【CASE 1】
分かりやすくスポーツを例に例えてみる。
【あなたの価値観】
シュートを打つことは、何よりも好き。
ドリブルで相手を抜く行為は、面倒だしつまらない。
あなたが、
そもそもドリブルに対して、
「相手を抜く行為は、面倒だしつまらない」と思っている状態で、
ドリブル練習を行ったところ、
モチベーションも続かないし、
質も上がらない。
費やすのは、時間と労力ばかり。
当然、ドリブルスキルも低いし、
実戦でも、つまらないドリブルを要求されても、
プレーに身が入らず、成果はでない。
しかし、
あなたが、
大好きなシュート練習であれば、
いろんなメニューも、数多く自発的にこなし、
みるみる上達するし、当然シュートスキルも上がる。
そのシュートスキルを、
実戦で活かせるように、
さらに積み上げることができれば、
試合で、シューターとして、
名をはせることは言うまでもない。
つまり、
大前提に、スキル習得にも、
もともとの才能に起因されるということだ。
これは、あなたが、
ビジネスアスリートとして、
スタートするときでも、
第一に意識して欲しいことだ。
あなたは、まず、
自分の「才能」を見極め、
〝強み〟となる「才能」を活かす必要がある
ということだ。
しかし、
多くの起業家やビジネスマンは、
自分の〝強み〟を考えずに
ただ単に興味がある分野や
その分野が儲かりそうだという理由で
ビジネスをスタートしてしまう。
情報収集に明け暮れ、
あれやこれやと学ぶことで、
満足する彼らと同じだ。
これは、悲しい現実。
継続できず、
せいぜい一発屋で終わる。
ビジネスアスリートは、
どうすればより長く、
前線で楽しめるかを知っている。
では、あなたの〝強み〟とは何なのだろうか?
私のプログラムでは、
いくつか心理テストなどを用いて
クライアントの〝強み〟を見出すのだが、
ここでは簡単にあなたの〝強み〟を発見する
いくつかのヒントを示そう。
【あなたの〝強み〟の特徴】
・私は、どんなことを考えるのが好きだろう?
・私が、いつものまにかよく考えているのはどんなこと?
・私が本当に大切に思っているのはどんなこと?
・他人も気づいていて、私も得意だなと思っていることは?
・私が、楽しいなと思えることはどんなこと?
・私が、生き生きしているときって、何をしているとき?
・それをやっているとき、ついついフローの状態になるのはどんなこと?
※フロー状態:
精力的に集中し、完全にのめり込んでいる精神的な状態
答えがなかなか見つからないときは、
職業的な興味が芽生え始める10代の頃の自分を思い出してみよう。
あのピチピチでキラキラしていたときの気持ちになって、、、
あなたの今の〝強み〟は、
持って生まれた才能を、
継続的な教育と経験の積み重ねの中で、
さらに研ぎ澄まされ、
スキルとなっているものだ。
しかし大半の人は、
そもそも自分の〝強み〟を知らない。
自分と向きあう時間もなければ、
そのことの重要さを知らないからだ。
普通の起業家やビジネスマンに
、
〝強み〟のことを聞いてみると、
「ぽかーん」とするか、
彼らが知っている単なる知識を答える。
それは間違った答えだ。
あなたは、
ビジネスアスリートとして、
〝強み〟を活かすべきである。
ビジネスアスリートは、
自分らしく、より長く、より楽しく戦うことを、
価値として持つからだ。
これは、ライバルとあなたを大きく分ち、
あなたのビジネスライフをより楽しいものへと、
進化させる基盤となるのである。
より〝したたか〟に、より〝しなやか〟に
ー いまだ唯仁