POUND THE ROCK
ファウンダーのいまだ唯仁です。

いろんな方法を試しているけど、本番に勝てない、、、

だとしたら、その理由の大部分は、その方法の以前に問題があります。

パウンドザロックが、クライアントサポートをするときに、
一番最初に確認すべき一つの重要なことをご紹介します。

兵とは国の大事なり。

勝負は、戦う前に8割決まっているとも言われています。
その中のさらに8割を占めるほど超重要なことです。

「勝つこと」にこだわる世界最高の兵法書と言われる【孫子の兵法】では、
冒頭の一節で、象徴的に述べられています。

孫子曰く、兵とは国の大事なり。死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり。故にこれを経る(はかる)に五事(ごじ)を以てし、、、(続く)

超訳すると、

孫先生は言った。「戦争とは国家の大事である。領民の生死が掛かっている場であり、国家の存亡の分かれ道であるから、深く熟考しなければならない。だから、戦争について検討する際は『五つの基本原則』を元に考え、、、

となります。

 

戦争をするということは、

仲間の生死にも関わることでもあり、組織自体の存続の分岐点である

「勝負の本質」が描かれています。

 

この『戦争』というワードの前に『ビジネス』というワードを付け加えると、

ビジネスで戦争をするということは、自分のビジネスを揺るがす大事件である。メンバーや顧客の生死が掛かっている場であり、自分のビジネスが倒れる分岐点であるとなる。

となります。

統計によると、起業して1年以内に35%、3年以内に70%、10年以内に93%の企業が倒産しているというデータがあります。(今後このスパンもさらに短くなるようです)

ビジネスで戦いに敗れることは、あなたのビジネスメンバーやあなたのビジネスについている顧客(ファン)は路頭に迷います。そして、あなたは、敗軍の将として、大きな責任を負います。極端な話かもしれませんが、積小為大ですね。

つまり、ひとつひとつの戦いが、この現実の統計データと密接に繋がっているということを、肝に命じながら、戦いに取り組まないといけないということです。

これは、当たりまえのことかもしれませんが、多くがこの本質を忘れ、短絡的な判断に終始している現実をみます。

孫子の兵法の冒頭で、この文言があるということは、すなわち、これこそが、戦いにおいて揺るぎないマインドであり、本質であるということなんですね。

 

覚悟の持ち方

パウンドザロックが、クライアントサポートをするときに、
一番最初に確認することは、
「覚悟」です。

『広辞苑』によると、

覚悟
①(仏教語)迷いを去り、道理をさとること。

とあります。

そもそも覚悟には、「覚」も「悟」も「さとり」という意味があり、
迷いを去り、真理を体得し、さとりの智恵を得ることを意味する仏教語と言われています。

 

つまり、「覚悟」を持って戦うということは、
様々な犠牲を伴うという真理を受け入れた上で迷いない状態で戦うことを指します。

 

 

最後に、戦いを挑む前の「覚悟」の持ち方について、ワークを一つご紹介します。

  1. 戦いに敗れることで、失うことを書き出してみましょう。
  2. 書き出した中で、絶対に失いたくないものと失ってもいいものを分けましょう。
  3. 失いたくないものの項目について、その理由を書き出しましょう。

人の脳は、得れない恐怖より、失う恐怖を優先するとも言われています。

このワークは、あなたの勝利に対する純粋なエネルギーが生む一助になります。
そして、このエネルギーを元に、戦略を練ることで、
勝率がグッと高くなることを確信します。

 

〜究極な勝利とその向こう側へ〜
いまだ唯仁