POUND THE ROCK
ファウンダーのいまだ唯仁です。
今回採用した新人も、全然話にならなくて・・・。
最近こんな相談が増えてきました。
もし、今あなたが何かの問題を抱えているとしたら、
多くの場合、その問題の根本には、
「仕組み」や「過程」が原因で引き起こされていることに気づくはずです。
つまり、多くの問題が、「仕組み」や「過程」が正しく機能しないことで、
成果を生むことも、目的を達成することもできない原因になっているということです。
私の過去の体験で一つお話しします。
私が、フットサル施設管理事業時代に、フロント業務の職員を雇い入れた時のことです。
「タナカ」という人間でしたが、採用後、彼が無能であることはすぐに分かりました。これを、単に「タナカは無能だ」ということで片付け、再雇用に動くこともできましたが、このままは、次の人を雇う時も、有能な人財か、正しい判断ができないままです。
数打てば当たるで済むような確率の問題ではありませんよね。
ビジネスアスリートにとって、時間は何よりも最重要です。
浪費した時間は戻ることはありません。かといって、次から次に無能な人が入ってきては、刻々とその貴重な時間を過ごさないといけないわけです。
これでは、ただの無計画で、同じ採用の繰り返し。
無駄な時間と無駄な経費が増えるだけです。
この無計画性は、戦略型思考の真逆で、
同じ過ちを犯してしまう可能性の方が極めて高くなります。
そもそものこの問題の根本は、どこにあるのでしょうか?
「仕組み」や「過程」が根本の問題なんですね。
- なぜ、私が「タナカ」を雇い、彼が顧客に大きな損害を与えることに至ったのか?
- 「仕組み」は、どの段階で間違った方向に流れるようになったのか?
- 採用募集の方法に欠陥はなかったか?
- そもそもこの業務の適任者とは、どんな人だったのか?
- 広告は適当に作られていたのか?
- 面接プロセスに欠陥はなかったか?
- 職務に対する彼の適性を判断する基準は、間違っていなかったか?
このように問題点を「仕組み」や「過程」の欠陥と見て解決しようとすることで、
「仕組み」や「過程」そのものが、正しい方向へと改善されていきます。
この解決方法は、同じ問題が起きる可能性を減らすことがつながるわけです。
たとえ、あなたの行為が、単なる個人的問題や無計画による問題に見えたとしても、それを「仕組み」の側面や「過程」の側面から分析することによって、持続的で最善の「仕組み」や「過程」に改善することが可能になるなのです。
あなたのビジネスにおけるその問題点は、
あなたのビジネスの「仕組み」や「過程」の中の欠陥を教えてくれているのだ
と置き換えてみてください。
決して、人の問題だと捉えてはいけません。
人ではなく、あなたの「仕組み」や「過程」の問題なのです。
P.S.
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勝利とその向こう側へ〜
POUND THE ROCK
ファウンダー いまだ唯仁