いまだ唯仁です。
医学研究グループの報告によると、
「人生を楽しんでいる意識」の高い男性は、
脳卒中や心臓病による死亡リスクが、
「人生を楽しんでいる意識」の低い男性の、
約半分であることがわかっています。
人は、やはり、心の持ち方が、
健康を決めていたんですね。
人生を楽しむために、必要なこと
もうすでに、どうしたらいいのかなって、
考えるかもしれません。
人生を楽しむ。
人生とは、長き道。
言葉を言い換えると、
「長く楽しめるために、必要なこと」
さらに、言葉を分解すると、
「長く楽しいことをやり続けるために、必要なこと」
と言えます。
「やり続ける力」というスキルを、
「GRIT(グリット)」とも言います。
これは、2013年、アンジェラ・ダックワース教授の
研究論文によって世界的に認められたスキルです。
アメリカの教育界、
ビジネス界、
スポーツ界のみならず、
ホワイトハウス、世界銀行、
経済協力開発機構(OECD)、
米国陸軍士官学校など、
これからのリーダーに
最も必要なスキルとして、
最重要視されているスキルです。
そして、
「GRIT」スキルを持つための、
一つの方法として、
【情熱をもつ】ことの重要性を、
紹介されています。
あなたもご存知のように、
小さくして夢に情熱をかけ、
未来にむかって努力を続けた子どもたち・・・。
イチローや本田圭佑、錦織・・・。
超一流のアスリートの例は、有名ですね。
しかし、ここでお伝えしたいのは、
「だから、あなたも早く情熱を見つけなさい」
ということではなく、
「情熱」は、誰にでも見つけることができて、
見つけるタイミングは、個人によって異なる。
ということです。
例えば、アマゾン社の創設者のジェフ・ヘゾス。
世界長者番付1位にノミネートするまでに、財を築いた彼ですが、
実は、以前の彼は、
ウォールストリートの金融機関のIT部門の
トレーディング・システムに従事していた一流サラリーマンでした。
年収でも生活するのに不自由ないくらいの年収だったと言います。
一見何不自由ないサラリーマン生活でしたが、
どこか満たされない自分の心に気づく中で、
これからの自分の未来について
悶々と思考していたそうです。
そんなある日、
「これこそが私がかけるべき情熱だ!」
とあるビジネスを思いつき、
それまでの実績や一握りの成功を捨て、
アマゾン社をゼロから立ち上げたと言います。
30歳からのリスタートです。
情熱の対象は、
外部交流の中で生まれるとも言います。
それは、偶然の出会いかもしれません。
好奇心にはじまり、
それがいつしか興味へと変わり、
長い時間かけ、
楽しく好意的に掘り下げた先に、
はじめて「これだ!」というところに
辿り着くものです。
私の例をとって、
ひとつ説明したいと思います。
かくいう私も、
小学生の卒業アルバムをみれば、
「サーカスの人」
「バイクのレーサー」
と書いてあります。
「サーカスの人」は、
当時ボリショイサーカスに
よく見に行っていたので、
その影響だと思います。
「バイクのレーサー」は、
当時流行っていた
「湘南爆走族」という
漫画の影響のような気がします。
よく読んでいました。
しかし、中学生になると、
あっさり消え失せ、
中学生の時の夢すら、
覚えていません。
そんなものです。
今私が、
こうして自分の
「情熱」をみつけれたのは、
ここ2年前のはなしです。
「情熱」を求めて、
日々考え続けたわけでもありません。
社会人時代は、
デザイナーや販促アドバイザー、
編集長など、
今のコーチとは全く違う業種です。
何年もの間に、
様々な職種の中で、
教育現場や社内マネジメントに携わったりする中で、
「教育」について夢中になり、
さらに深めたいと、
メンタル育成スキルやコーチング実践スキル
などを学ぶ中で、
人生かける「情熱」に
ようやく気づけたという方が
正しいかもしれません。
つまり、
ここで言いたいのは、
「あなたの情熱は?」
なんて突然聞かれても、
「○○です」なんて、
すぐ答えれるものでは、
ないということです。
ただ、
「情熱」を
人が認識した時のパワーは、半端ない!
辛くても悲しくても、全部ひっくるめて、
「楽しい」と心から思えるものです。
とだけ、伝えておきます。
これから生きる上での
指針になり、
ぶれない自分を
築くきっかけになります。
自分の情熱って、何だろう?って、
ちょっと立ち止まって、
考えるきっかけになるといいなと思います。
次回、情熱を見つける方法をご紹介します。
Pound The Rock!
いまだ唯仁