いまだ唯仁です。

企業の5年後の生存率統計は、国税庁や日経新聞の調査では20%や15%とかいうデータがあります。さらに10年後の生存率統計は、5%だそうです。

このページをあなたと同じように読んでいる人の中で、僕を含め100名が起業したとすれば、10年後、5名しか生き残っていないってわけですね。95名は、廃業するわけです。

ビジネスで廃業する人たちと、成功する人たちの境界線とは何でしょうか?

 

パレートの法則にみる検証

パレートの法則をご存知の方は多いでしょう。
いわゆる「20:80の法則」として知られている事実です。
売り上げの80%は、20%の商品、20%の顧客で構成されている。
この法則は、様々な分野で置き換えられる理にかなった法則です。

そのパレートの法則に習い、ビジネスでの勝敗においても、
「20:80の法則」によるタイプの境界線を見抜くことが、
大きな手がかりになるのではと思い検証を進めました。

様々な文献を読み漁り、考察を繰り返した結果、
素晴らしくシンプルなタイプに行き着きました。

それが、「ビジネスアスリート」というものです。

 

〝ビジネスアスリート〟を新たに定義

実は、ビジネスにおいて成功タイプは、明確に定義されていませんでした。

スポーツの世界では、すでに定義されていますよね。
「アスリート」と呼ばれるタイプです。
「スポーツマン」と「アスリート」、どちらが勝ちますか?

答えは、明白ですよね。

私自身、「ビジネスアスリート」というタイプを定義化できたことで、
改めて、自分を見直すきっかけを与えてくれ、
起業における悩みや迷いが一気に整理され、思考も加速しています。

この考え方が、
あなたの失敗の原因分析やこれからの戦略修正への足がかりになればと思います。

 

勝敗の境界線タイプ(スポーツ)

まずは、スポーツシーンにおいて、タイプをいくつかに整理しながら分けてみましょう。
スポーツをする人全般を、スポーツパーソン(スポーツマン)と呼びます。

 

その中で、勝敗にこだわって、日々鍛錬を行うタイプアスリートと呼びます。

アスリートの英語表記は、「athlete」。語源はラテン語で、「賞をねらって競う人」です。
つまり、勝利を目指して戦う選手をアスリートと定義しているんですね。

その中で、勝利を手にする上位の人。
勝ち続ける人をトップアスリートと定義しています。

図をみてください。

  • 80%が、一般的なスポーツパーソン(スポーツマン)。
  • 20%が、アスリート。
  • 4%が、トップアスリート。
    ※その中で、成果を出す人。20%の中のさらに20%。

 

勝敗の境界線タイプ(ビジネス)

ここで、同じように、ビジネスシーンに置き換えて見ます。
まずは、図をご覧ください。

ビジネスとは複雑なようで、本質は、シンプルです。
究極、勝つか負けるかです。

再度、先ほどと同じように、パレートの法則に習って、タイプを分けてみましょう。

「?」の中に入るのは、「エリート」でしょうか?
「エリート」とは、語源はラテン語の ligere(選択する)で、「選ばれた者」を意味します。

英才教育で育成され、一定の成果を達成した後、国家や組織が以後の名誉と生活を保証するなど身分的な側面を持つ場合も含まれる。

とあります。何だか腑に落ちませんね。誰かに選ばれないと成功しないのか?違いますよね。

では、一体なんでしょうか?

勝敗に関係なくスポーツをする人全般を、スポーツパーソン(スポーツマン)と呼びました。
同じように定義します。
勝敗に関係なくビジネスをする人全般を、ビジネスパーソンと呼びます。

ビジネスをやっている人は全員、ビジネスパーソンな訳ですね。

スポーツシーンでは、
その中で、勝敗にこだわって、日々鍛錬を行うタイプをアスリートと呼びました。
同じように定義します。
その中で、勝敗にこだわって、日々鍛錬を行うタイプビジネスアスリートと呼びます。

「勝敗にこだわって、日々鍛錬を行う」というのが、
ビジネスパーソンとビジネスアスリートの境界線のポイントのようですね。

さらにその中で、勝利を手にする人。勝ち続ける人を、
トップビジネスアスリートと呼びます。

図のようにまとめると、

  • 80%が、一般的なビジネスパーソン。
  • 20%が、ビジネスアスリート
  • 4%が、トップビジネスアスリート
    ※その中で、成果を出す人。20%の中のさらに20%。

 

今まで、この部分を定義した人はいなかったかもしれません。

「楽して稼げる・・・」なんて、情報弱者を煽る情報ビジネスが先行し、
ビジネスの本質を見失う。ビジネスも究極は、勝つか負けるかなんです。
生きるか死ぬかなんです。
「楽して稼げる・・・」がいかに、甘い考えかは、よくよく考えると分かりますよね。

勝敗にこだわって、日々鍛錬を行う

ビジネスで勝敗を分ける第一の境界線は、

  • 「勝敗にこだわって、日々鍛錬を行う」ビジネスアスリート
  • 「勝敗にこだわらず、日々を過ごす」ビジネスパーソン

ということでした。

勝ち組への第一関門は、20%の中に入る扉。
ビジネスパーソン
から、ビジネスアスリートになること。

「勝敗へのこだわりと、そのために必要な鍛錬」でした。

「当たり前すぎる!!!」なんて言葉が聞こえてきそうですが、そのまま言葉を返します。

  • 「あなたのビジネス、どこまで勝利にこだわっていますか?」
  • 「勝利を奪うために、今日は何に取り組みましたか?」
  • 「あなたの勝利へのこだわりを、明確に答えれますか?」

トライアスロンで優勝するとこれくらい稼げるよと言われて、トライアスロンをはじめたに過ぎないのです。トライアスロンですよ。
優勝するために、どんな準備が必要でしょうか

何も考えずにいれば、いつの間にか、80%の負け組に入ることになります。
自分が今、立っている場所で、うまくやっている人をまず見つけましょう。

  • あなたがやりたいと思っていることで、成功している人は、誰ですか?
  • 成功している人は、いつどこで誰に、何をどのようにしたから、勝ったのでしょうか?

勝者と敗者の境界線が見えなければ、成功の第一関門、20%の中に永遠に入れません。
勝者の第一関門20%に入ったら、その中のさらに上位20%への境界線を見抜き、入るのです。

この繰り返しで、トップビジネスアスリートとなり、
10年経っても、勝ち続ける成功者となれるわけです。

 

いかがでしたか?

パウンドザロックでは、「究極な勝利」の本質にとことん向き合ったコアメディアです。これからも、勝利を戦略的に引き寄せるポイントを解説していきますね。

 

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